○
寺本義勝 分科会長 ただいまから
予算決算委員会、
総務分科会を開会いたします。
なお、
北口委員は、欠席する旨の届けがあっております。
今回、当分科会において審査を分担します議案は、
補正予算1件、決算1件の計2件であります。
それでは、審査の方法についてお諮りいたします。
審査の方法としては、まず、
補正予算議案について説明を聴取した後、質疑を行い、質疑終結後、
決算議案についての説明を聴取し、質疑を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
寺本義勝 分科会長 御異議なしと認め、そのようにとり行います。
これより議案の審査を行います。
議第181号「平成27年度熊本市
一般会計補正予算」中、当
分科会関係分についての説明を求めます。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 平成27年度
補正予算、
予算決算委員会説明資料23ページをお願いいたします。
総務管理費の
防災対策費でございます。
本年6月の第2回
定例会総務委員会において御説明をいたしましたが、熊本県の10分の10の補助を活用しました
土砂災害特別警戒区域内いわゆる
レッドゾーンの住宅移転に係る助成経費900万円を計上いたしております。
内訳といたしましては、300万円の3件を見込んでいるところでございます。
御審議よろしくお願いいたします。
◎白石義晴 税制課長 同じく
予算決算委員会説明資料の31ページをごらんいただきたいと思います。
総務費、徴税費、
賦課徴収費におきまして、
市税情報システム改修経費960万円の
補正予算を計上いたしております。これは平成27年度税制改正に伴いまして、
法人市民税均等割における税率区分の基準変更を行うために必要な
システム改修に係る経費でございます。
以上よろしくお願いいたします。
○
寺本義勝 分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
補正予算議案について質疑及び意見をお願いいたします。
◆藤永弘 委員 前回も説明があって尋ねた中で、聞きそびれたやつがあったので少しお伺いします。
今回3件ですか、申し込みを見込んでいるということで、例えばもとの家を平地にする費用として出してもらったと。それで、アパートなり、マンションなり、あとは新しく家を建てたということで、もとの家は古いから、平地にしたという。その後、例えば誰かに売ったとして、移転したもとの危険区域に家は建てられるんですか。危険だからわざわざ移転するわけですよね。だけど、そこの土地というのは建てることが不可能なのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 お尋ねの件でございますけれども、基本的に
レッドゾーンから安全な場所へ移転をするという助成でございまして、ほかの
補助事業で
レッドゾーンの中に擁壁をつくったりして安全を守るという方法もございます。
県の方にもう一度確認をとりまして、そういう場合、そういう補助をつくって新しく家が建てられるかどうか確認してお答えしたいと思います。
◆藤永弘 委員 新しい補助というか、その方は危ないからということで移転するわけですよね。そして、平地にするなりしたと。その後、それを転売したとしますね。誰かに売ったと。そして、新しく購入した人がもし家を建てられるとしたら何のために移転したかがわからないから、建てることができるか、できないかです。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 現状では危険であるために転居を促すという制度でございます。ただし、ほかの補助制度で擁壁をつくることによって、そこに建てていいかどうかというのは、県の方に確認をとって、後日、御連絡させていただきたいと思います。
◆藤永弘 委員 なるほど。建てる場合擁壁をつくって、そうしたら建てられるのかというのは、問い合わせてということですね。わかりました。聞き方も意味の理解も悪くて、すみません。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
寺本義勝 分科会長 ほかになければ、以上で
補正予算議案に関する審査を終了いたします。
引き続き、
決算議案についての審査を行います。
議第246号「平成26年度熊本市各会計(
公営企業会計を除く。)決算について」中、当
分科会関係分についての説明を求めます。
◎藤本眞一
財政局次長 平成26年度決算中、
総務分科会所管分につきまして、平成26年度
決算状況報告書に沿って、私の方から一括しまして、主な項目を御説明させていただきたいと思います。
決算状況報告書をお願いいたします。
決算状況報告書の30ページでございます。
まず、
市長政策総室関連事業につきまして、効率的で質の高い
行政運営の
総合計画・
重要施策推進事業でございますが、事業名は、上から4段目あたりに記載してありますので、ごらんください。
決算額は3,700万2,000円となっております。これは
総合計画に掲げました目標の
達成状況を把握しまして、評価検証するための
市民アンケート調査の実施及び
都市政策研究所におけます本市の中長期的な
まちづくり構想に資する
調査研究活動などを行ったものでございます。
次に、31ページをお願いいたします。
市域を超えた
広域的連携につきまして、
近隣市町村広域連携推進事業の300万円でございます。これは
熊本都市圏における
連携推進のため、
熊本都市圏協議会における
広域連携事業を行ったものでございます。
次に、32ページをお願いいたします。
富合・城南・
植木地域の円滑な運営・
一体性確立事業、
市長政策総室分でございます。5億3,892万9,000円でございますが、これは
山鹿植木広域行政事務組合の運営並びに
消防事務の解消及び
宇城広域連合からの離脱に伴います精算などを行ったものでございます。
なお、本年度は
山鹿植木広域行政事務組合とのごみ処理及び
し尿処理事務についてのみ共同で処理しております。
次に、
総務局関連事業となります。
33ページをお願いいたします。
危機管理防災体制の強化の
危機管理防災意識啓発事業でございますが、決算額は121万5,000円となっております。これは
校区自治協議会や
各種団体等と連携しまして、
避難防災訓練として、まなぼうさいを東区
泉ヶ丘小学校で実施したものでございます。
34ページをお願いいたします。
自主防災活動推進事業の2,685万8,000円につきましては、結成されました
自主防災クラブに対しまして、
防災活動に必要な資機材の助成や
防災リーダーを育成するための
リーダー研修を実施したものでございます。また、平成25年度からワークショップによりまして、地域の避難所や
危険箇所等を把握しまして、
地域版ハザードマップを作成する取り組みを推進しております。
2ページほど飛びまして、37ページをお願いいたします。
防災拠点施設等整備事業の3億6,339万2,000円につきましては、河川の氾濫や堤防の決壊を防ぐため、
土のう等の調達を初め、デジタル同
報系防災行政無線の整備や
防災情報システムの機器更改に伴います改修などを行ったものでございます。
38ページをお願いいたします。
信頼される市政運営についてでございます。
市政情報の公開と適正な
文書管理としまして、1,107万5,000円の決算額となっております。これは熊本市の
ホームページ上で要綱及び
行政文書目録の公開等を実施したものでございます。
飛びまして、41ページをお願いいたします。
効率的で質の高い
行政運営につきましては、
人材育成・
職員支援事業としまして、1億8,753万円の決算額となっております。これは職員の資質向上を図るための数々の研修等の事業及び
職員健康管理専門員によります職員への面接、
保健指導の
メンタルヘルス対策などを実施したものでございます。
42ページをお願いいたします。
契約事務効率化推進事業の8,298万1,000円でございます。これは
入札契約の公平性、透明性の確保を図るため、
電子入札システムの稼働維持などを行ったものでございます。
次に、
財政局関連事業となります。
飛びますが、45ページをお願いいたします。
効率的で質の高い
行政運営につきまして、
課税事務円滑化事業で2億2,459万4,000円及び次の46ページでございますが、
市税収納率向上事業でございまして、こちらで1億2,296万9,000円となっております。これは
税務職員研修の実施や
個人市民税の
特別徴収義務者の指定促進のほか、民間の
コールセンターを活用しました
初期未納者への早期納付を推進したものでございます。
47ページをお願いいたします。
公有財産管理・
活用事業としまして、13億3,534万1,000円でございます。前年に引き続きまして、本庁舎の
エレベーター改修や
議会棟外壁等改修工事を実施するとともに、
行政財産及び普通財産の適正な
管理保全を行いまして、未利用地の公売、
貸し付け等の有効活用を行ったものでございます。
次に、
消防関連事業となります。
ずっと後ろの方に飛んでいただきまして、240ページと241ページ、見開きになっておりますが、こちらの方をお願いいたします。
消防・救急
救助体制の強化につきまして、
火災予防対策推進事業としまして424万円、241ページでは、
地域防災体制整備事業としまして4億9,914万1,000円となっております。これは
住宅用火災警報器の
普及活動や
防火対策の
啓発活動のほか、消防団の運営と車両等の整備を行ったものでございます。
242ページと243ページをお願いいたします。
消防機能整備事業としまして、24億3,571万6,000円、243ページでは、
救急救助業務高度化事業としまして、2,956万円となっております。これは
消防車両及び
災害用資機材の整備や(仮称)北消防署の庁舎建設及び(仮称)
城南出張所建設に伴います地質調査のほか、感染防止に必要な資機材の整備や技術習得のための
職員研修を行ったものでございます。
以上、
総務分科会所管に係ります
決算状況につきまして、主なものを説明させていただきました。よろしくお願いいたします。
○
寺本義勝 分科会長 以上で議案の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
決算議案について質疑及び意見をお願いいたします。
◆藤永弘 委員 38ページの
ホームページのことでお伺いします。
せんだって我が会派の
井本議員が一般質問の中で、満
遊くまもとパスポートというのを紹介したわけです。そしたら、ことしなくなったんではなくて、おととしまでだったという感じで、それが
ホームページでは載っているわけです。載っていて、それでそれを引用してしまったということで、それがなくなっているのに、熊本市の
ホームページ上では、満
遊くまもとパスポートとまだ現実にあるように見えるというか、消していないわけです。
それで、お伺いしますけれども、どこでチェックするのか。課に任せていいのか、任せるとしたらどういう
システムでやるのか。総務がそれを指示しなければいけないと思っているわけです。人間はかわるわけです。担当者が異動したりやめたら、退職したり異動したら、
引き継ぎがうまくいかなかったから、こういう結果になる。これは一つたまたま
井本議員が質問したことで見えたんですけれども、こういうことがほかにもあるんではなかろうかと。変わったのに、そのまま昔の情報が、
ホームページ上に載っているということのチェックは、今どうなされているんですか。質問します。
◎
村上和美 政策企画課長 ただいま御指摘いただきました
ホームページの修正ができておりませんでしたことは、まずもってお断り申し上げたいと思います。
現在、その御指摘をいただきまして、全庁を挙げて調査をしておるところでございます。概算ではございますが、軽微なものも含めまして、修正できておりませんものが173項目ほどございましたんですが、修正を直ちに行いまして、残り10項目ほど残っておりますけれども、こちらについてもできるだけ早く対応していきたいというふうに考えております。
ホームページの修正等につきましては、日ごろより広報課の方で声かけをしてまいったところでございますが、これが徹底しておりませんでしたので、今後このようなことがないように、さらに改善をしてまいりたいというふうに考えております。
◆藤永弘 委員 今後どこが責任を持って、課だったら、
引き継ぎが終わっているのかとかいう、異動したらなかなか
引き継ぎって難しいと思うんです。異動した人は新しい仕事にとりかかって、その仕事の内容を一生懸命覚えなければならない、過去のことになってしまうわけです。それどころではない。自分が今、目の前に新しい分野で勉強しなければいけないこととかなんとかで必死になるので、
引き継ぎをどの時点でどうやるかということ、徹底を要望することで、大丈夫ですか。
◎
村上和美 政策企画課長 ただいま御指摘ございましたように、
引き継ぎやどういった形でこういった間違いがないかというようなことも含めまして、ルールを決めまして、徹底を図ってまいりたいと思っております。
◆藤永弘 委員 ルールを決めて、今後信頼できる
ホームページになるように、要望しておきます。よろしくお願いします。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにありませんか。
◆
山部洋史 委員 41ページに関してお尋ねいたします。
人材育成及び
職員支援事業ということですが、この事業の実績の後半の方ですね。職員の
健康管理の面で、著しい
超過勤務を行った職員を対象とした
面接保健指導、
あと臨床心理士による
カウンセリングサービス、
メンタル相談等々が書いてございます。
お尋ねは、こうした
超過勤務ですとか、メンタルの面等々で今回休職をされた職員の方は何名ほどいらっしゃるでしょうか。そのうち
メンタル面での休職の方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
◎
田中陽礼 首席審議員兼
総務厚生課長 お尋ねの
過重労働によります
健康被害防止対策事業といいますのは、大体、月の
超過勤務時間が100時間以上、それから3カ月平均の
超過勤務が80時間を超えている職員を対象に問診を行いまして、必要に応じまして、
保健指導を行っているというものでございます。
このほかにも、ただいま委員がおっしゃいましたこころの相談ということで、
臨床心理士、それから精神科医によりますものをやっておりますが、今回、休職者の状況といたしましては、平成26年度が
休職者数が52名、そのうちメンタル不調を訴えて休んでおられる方が38名になっているところでございます。
◆
山部洋史 委員 休職者のほとんどが、
メンタル面での休職とのことでした。
そうした状況に陥る原因としては、どのように分析されていますでしょうか。例えば
過重労働勤務からくるものなのか、それとも職員間の
人間関係からくる精神的なストレス、トラブルからくるものなのか、そちらは分析はされておりますでしょうか。
◎
田中陽礼 首席審議員兼
総務厚生課長 一般的な話でございますけれども、メンタル不調に陥る要因といたしましては、職場の
人間関係、それから仕事の問題、それから家庭の問題、大体こういったものが主な要因を占めるということでございまして、本市の場合も平成26年度の分を調べてみますと、おおよそ仕事の分、それから職場の
人間関係、それからやはり家庭問題から仕事の方にも影響する、そういった方々が大体8割程度ということでございまして、私としては
相談業務の中では、そういう方たち、複合的な要素がかなりありますので、ただいま申し上げましたのは主因ということでございますけれども、そういったことを聞き取りしながら、そういったメンタル不調に陥らないような対策を講じてまいりたいと思っております。
◆
山部洋史 委員 ありがとうございました。
この
成果指標については、研修等で
知識技能が高まったというような職員の割合は、指標は上がっていますけれども、こうした
メンタル面で心を病んでいる休職者の数が減るですとか、そういった取り組みの成果については、今後指標として挙げられる予定はありますでしょうか。
◎
田中陽礼 首席審議員兼
総務厚生課長 現状でありましたら、ここに書いてあります
成果指標の中で、研修等により
知識技能が高まった、あるいは職務への意欲が高まった割合ということで挙げているところでございますが、ただ、私
たち事業の中では当然、今、委員御指摘がございました、メンタル不調による不調者の減少というものは、やはり大きな目標でございますので、特に今度は
改正労働安全衛生法も施行されまして、
ストレスチェック等も始まりますので、そういったところについては重点的に取り組んでまいりたいと考えております。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにありませんか。
◆
田尻清輝 委員 37ページでちょっとお尋ねします。
成果指標及び達成成果で、
防災拠点施設の適正な
維持管理で100%ということです。
防災拠点施設というのは、大体この市にはどのくらい、どのようなのがあるのか、わかったらお示しください。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長
防災拠点施設としましては、各区役所、それから
総合出張所、出張所等々を
防災拠点施設というふうにしております。
◆
田尻清輝 委員
防災拠点施設には、
維持管理ということになっておりますけれども、昨年度は区役所とか、そういう施設の利用というのはあったのか、その辺はどうですか。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 災害が起きまして、台風等々で避難をされる場合、昨年度は、まず
自主避難というところで、各区役所、それから出張所、
総合出張所の公民館、ここにつきましては畳の部屋もございまして、空調設備もございますので、そこでそういう施設を使わせていただいております。
通常の
避難場所であります学校でありますと、体育館であったりとか、それから夏場暑いところでございますので、なるべく
自主避難については、公民館の施設を使わせていただいております。
◆
田尻清輝 委員 昨年は、利用は何カ所ぐらいあったんですか。なかったか、あったか。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 基本的に全箇所19カ所を開放しているという状況でございます。
利用実績につきましては、手元に資料がございませんので、確認をとりまして御報告させていただきたいと思います。
◆
田尻清輝 委員 そういう
危機管理で、後で台風15号の報告はあったと思いますけれども、関東、東北は河川の堤防が切れて、非常に氾濫があったということで、ここにも河川の氾濫や堤防の決壊を防ぐため、
土のう等の水防機材を調達したということですけれども、
熊本市内に氾濫する河川というのはどのくらいあるんですか。予想される河川は。白川とか、緑川とか。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 白川、緑川、それから井芹川、坪井川、それから健軍川等々を考えております。
◆
田尻清輝 委員 土のうの配布というか、調達はしたということですけれども、この土のうの調達というのは、これはどこで配布とか、調達して、貯蓄とかされておるのか。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 土のうにつきましては、基本的に各出張所、
総合出張所の方に、雨期前に準備をしておりますけれども、足らない場合につきましては、
建設業協会の方に依頼いたしまして、追加で発注できるような
システムを組んでおります。
◆
田尻清輝 委員 出張所ですか。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長
土木センターも入っております。
◆
田尻清輝 委員 出張所にもありますか。大体、
土木センターに、今、消防団なんかでは、前もって袋を何枚とか、土のうを入れたのを幾つとか、事前に配布はされるけれども、出張所にあるのは初めて聞いたんですけれども、
出張所ごとにはどのくらい備蓄してありますか。
◎
小原祐治 危機管理防災総室長 すみません、出張所におきましては、消防団と協議をいたしまして、この出張所に置いてもらいたいという要望に基づきまして置いておりまして、飽田とか、天明とか、そういったところは置いております。
◆
田尻清輝 委員 それで、昨年は河川が氾濫するようなところはあったのか。土のうの
水防資機材を調達したということでしてあります。氾濫や堤防の決壊を防ぐためということで。鬼怒川みたいに、堤防が崩れるというところは、
熊本市内にはないかもしれませんけれども、堤防が決壊するようなところも、まだ市内にありますか。溢水するというか、何年か前はあれだったけれども。
北部豪雨のときは。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 平成24年に
九州北部豪雨災害がございまして、その後、国管理、県管理については、今整備を行っている途中でございます。ただし、これにつきましては、どこでもまだあり得るという状況でございます。
◆
田尻清輝 委員 それで、道路なんかは、熊本市の管理でしょうけれども、堤防から内側は、まだ国県の管理とか聞いたんですけれども、市でもそういう堤防の見回りとか、ここは危険だなという見回りもされるわけ。その辺はどうですか。
◎
小原祐治 危機管理防災総室長 国の
河川国道事務所と一緒になって、毎年、梅雨前とか、あるいは台風前に回っているところでございます。
◆
田尻清輝 委員 よそのテレビであるように、ああいうことがないように、十分、日ごろから注意して、これ予算なんかも少ないようですから、今度は
総務局長、財政局長かな、しっかりその辺は手当てをしていただきたいなと思っております。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにありますか。
◆藤永弘 委員 今、鬼怒川の堤防が決壊したということも出ましたので、ちょっとお伺いしますけれども、鬼怒川の決壊したところは、もともとそこの場所というのは、私有地だったということで、それで
自然防波堤になっておったと。
自然堤防だから、ここはいいかということで、堤防していなかったと。それが今度は
太陽光発電がはやったものだから、それで開発されたということで、
自然堤防がなくなった状態で、住民からこれは危ないんではないかということで、あわてて土を
堤防がわりにばっと埋め立てしたんだけれども、あそこの土地というのが、もともと崩れやすい、固まりにくい土だったから、決壊したという話もあるんですけれども、熊本市の川の中で、そういう私の土地なんだけれども、
堤防がわりになっているから、まあ、いいやということで、そのままにしてある土地はないでしょうね。びっくりしたんですけれども、大丈夫ですか。
○
寺本義勝 分科会長 すみません、質問の途中ですが、この件に関して当
委員会危機管理防災総室で所管していますか。
◎
守田誠治 危機管理監 しておりません。
○
寺本義勝 分科会長 していないですね。
都市整備委員会の方でないとわからないと思うんですけれども、お答えいただけますか。
◎
守田誠治 危機管理監 委員長がおっしゃっていただきましたけれども、この件につきましては、
都市整備委員会の所管かと思われますので、ちょっとお答えは……。すみません。
◆藤永弘 委員 所管で聞こうかと思っておったんですけれども、避難所ということが出ましたので、避難所に関して、浜田議員の方に南区の方から苦情というか、出ましたので、ここで要望という意味でも言いますけれども、天明公民館が非常に避難者が多いらしいんです。それで、せっかく畳の部屋でという思いで、畳の部屋を開放したんだけれども、なかなかそこではおさまり切れないで、床の上とか、かたい椅子で1日避難しておったということで、今回のときは、嫌だから避難しなかったと、それで恐ろしかったと。だけど、ゆっくりしたい、そういう場所が欲しいということで、気を使ってもらって畳の部屋を開放したんでしょうけれども、足りない状態が天明公民館なんかは出ておるので、例えば文化センターなんかも、こういうスポンジの軽いやつを敷けば痛くないと。そういう手もありますので、畳の部屋でオーバーするときに、軽いやつでとか、畳を用意してもいいんですけれども、それはお任せしますけれども……。せっかく避難した人が、あそこはきついから避難しないと思って、たまたま避難しなかったときに被害を受けるということがないためにも、今後その対策はとっていただけますか。どうでしょうか。
◎紫垣正刀
危機管理防災総室副室長 今回の台風15号に際しまして、天明地区での
自主避難をされた方が多数いらっしゃったという情報は、こちらにも入っております。
同じ公民館の中にあります児童館に、委員御案内のようなマットがありますので、そういうマットを活用しながら、次回には当たっていきたいというふうに考えております。
◆藤永弘 委員 ありがとうございました。よろしくお願いしておきます。
◆
田尻清輝 委員 47ページの効率的で質の高い
行政運営、自主財源の涵養とかなんとかいろいろ叫ばれておりますけれども、公有財産の管理で未利用地の公売を行ったということで、11カ所、1,992平米、9,200万円と。これ一覧表かなんかありますか。
◎秋吉宏二 管財課長 公有財産の処分地でございますけれども、9カ所ということで、その内訳でございますか。これはございますので。
(「後でお願いします」と呼ぶ者あり)
◎秋吉宏二 管財課長 わかりました。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにありませんか。
◆
山部洋史 委員 44ページに関しまして、行財政改革推進事業ということで、平成27年度当初予算編成に当たっては、一般財源要求上限、シーリングを設定し、約4億7,000万円を削減したとございます。この削減によって、市民生活へいい影響、悪い影響、どのような影響があったかということを各課の方へ調査は実施されておりますでしょうか。
◎中西則文 財政課長 ただいま委員から御指摘のありました要求上限額の設定につきましては、当初予算の要求に当たって、各局各課において事業内容の精査ですとか、優先順位の選定ですとか、そういったことを行っていただく際の一つの目安として設定させていただくものでございます。
その影響につきまして、今御指摘のような調査をしているものではございません。
◆
山部洋史 委員 私、6月議会で質問させていただいた、例えば年間115万円の公園愛護会の皆さんへの花の苗が中止されて、そのことで愛護会の皆さんから大変苦情といいますか、出たということも質問させていただきました。
そうした意味でも、もちろん予算削減は大切なことではありますけれども、それが適正かどうかということを市民の皆さんの生活に即して、ぜひ調査を実施していただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
○
寺本義勝 分科会長 お答えは必要ですか。
◆
山部洋史 委員 すみません、その実施の予定等も含めて、お答えいただけますでしょうか。
◎中西則文 財政課長 ただいま申し上げたように、要求の段階で各局各課において事業の取捨選択ですとか、優先順位ですとか、つけていただいた中での要求という形にさせていただいています。
もし、その選択の仕方とか、優先順位のつけ方に、何かしらの住民間に与える影響等のそごが生じたのであれば、そこはまた次年度の要求の中で見直しを行うとか、そういった取り組みは出てくるとは思いますけれども、このシーリングの設定においてどういう影響があったかという、その調査を全庁的に行うというのは、イメージというか、多分求めるものが返ってくるかどうかというのは、なかなかちょっと難しいかなというふうには考えております。
○
寺本義勝 分科会長 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
○
寺本義勝 分科会長 ほかになければ、これをもちまして
総務分科会を閉会いたします。
午前10時40分 閉会
出席説明員
理事 田 雜 隆 昌 総括審議員 村 上 徹
〔市長政策総室〕
室長 古 庄 修 治 秘書課長 中 村 毅
政策企画課長 村 上 和 美 政策企画課副課長 岩 崎 高 児
〔東京事務所〕
所長 平 井 英 虎
〔総 務 局〕
局長 多 野 春 光 契約検査監兼次長 西 川 公 祐
次長 白 石 三千治
首席審議員兼
総務厚生課長
田 中 陽 礼
総務厚生課副課長 廣 岡 泰 章 法制課長 下 川 哲 生
行政経営課長 井 芹 和 哉 人事課長 星 子 和 徳
人事課副課長 高 本 修 三 審議員兼コンプライアンス推進室長
緒 方 宏 行
人材育成センター所長 契約検査総室長 平 田 実
津 留 一 郎
首席審議員兼契約検査総室副室長 契約検査総室副室長今 坂 直 人
市 川 稔
危機管理監 守 田 誠 治
危機管理防災総室長小 原 祐 治
危機管理防災総室首席審議員 危機管理防災総室首席審議員
池 野 秀 博 宮 原 道 也
危機管理防災総室副室長
紫 垣 正 刀
〔財 政 局〕
局長 木 下 修 一 次長 藤 本 眞 一
財政課長 中 西 則 文 財政課課長補佐 土 屋 裕 樹
管財課長 秋 吉 宏 二 車両管理課長 橋 本 秋 生
税務長 松 本 覚 税制課長 白 石 義 晴
税制課審議員 瀬 野 博 正 課税管理課長 堤 國 隆
納税課長 松 崎 太 成 中央税務課長 小 原 勝 也
東税務課長 松 倉 裕 二 西税務課長 大 関 司
南税務課長 弓 掛 博 親 北税務課長 池 田 賀 一
次長 原 田 吉 雄 資産マネジメント推進室長
黒 木 善 一
首席審議員兼債権管理推進室長
森 正 美
〔
都市政策研究所〕
首席審議員兼
都市政策研究所副所長
植 木 英 貴
〔消 防 局〕
局長 西 山 博 之 次長 田 中 常 起
次長 中 村 一 也 総務課長 西 岡 哲 弘
管理課長 金 子 忠 明 管理課副課長 福 田 和 幸
予防課長 奥 村 聡 一 消防課長 加 藤 信 吾
消防課消防団室長 山 口 裕 史 情報司令課長 菊 池 高 恭
救急課長 上 里 安 弘
〔会計総室〕
会計管理者兼会計総室長
首席審議員兼会計総室副室長
齊 藤 保 夫 甲 斐 俊 則
〔監査事務局〕
事務局長 北 岡 祥 宏 副事務局長 山 田 勇 一
〔人事委員会事務局〕
事務局長 平 川 一 喜
首席審議員兼副事務局長
和 田 仁
〔選挙管理委員会事務局〕